暑い夏に鰻を食べるメリットは何?鰻は健康と美容にいいって本当?

土用の鰻ブームを作ったのは、江戸時代の医者であり発明家の平賀源内だと言われています。しかし、奈良時代の古くから健康のために鰻が食べられていました。万葉集の中に「石麻呂に 我もの申す夏痩せに よしというものぞ 鰻とりめせ」という大伴家持の短歌があります。

なぜ土用の丑に鰻の蒲焼なのか?

本来夏の暑い時期には、脂ののった鰻は食べずらいものですね。さっぱりしたおそうめんの方がのど越しが良く食べやすいものです。さっぱりしたものばかりでは、ビタミンやミネラルが不足しがちです。

土用は季節の変わり目で体調を崩しやすく、特に夏の土用は夏バテになりやすく生の付くものを食べたほうがいいと言うことです。

平賀源内が知り合いのうなぎ屋のために 「本日 土用の丑の日 鰻の日」とかいてブームを作り、土用の丑の日に鰻を食べる習慣が出来たようです。

古くから健康のために、鰻食べてるんだね。

土用の丑の日に鰻って面白いね。

ビタミン類

  • ビタミンA 皮膚や粘膜のうるおいを保つ・視覚障害の予防・カロチンの吸収を助ける等の効果があります。風邪の抵抗力をつけたり、細菌感染から体を予防する働きを持っています。鰻100gにビタミンAは5000IUで、チーズの約4倍、たまごのやく6倍あり、一日に必要なビタミンAを蒲焼一人前でまかなえます。
  • ビタミンB1 炭水化物の代謝をスムーズにし、体調を整える作用があります。不足すると貧血、立ち眩み、食欲減退、消化不良を起こしやすくなります。鰻には、牛乳の25倍、ほうれん草の10倍のビタミンB1が含まれています。鰻100gで一日分が補えます。
  • ビタミンB2 発育に欠かせない栄養素です。ビタミンB2はタンパク質、脂質、炭水化物の代謝をスムーズにし、体調を整える作用があります。鰻は魚介類の中で100gでビタミンB2の含量がもっとも多く、100gで一日に必要な量の半分以上を補えます。牛乳の5倍、ほうれん草の5.7倍あります。
  • ビタミンE 人間の体には約60兆個の細胞があります。ビタミンEは細胞膜の構成の活性に役立っています。細胞が老化するのを防ぐ役割をしています。ビタミンEによって肌のつやが良くなり美容効果も期待できます。日本人のビタミンEの所要量は6~10㎎で、鰻100gで4.9㎎あります。
  • ビタミンB6 血糖値を維持したり、免疫を高める働きをします。不足すると貧血や肌荒れ、皮膚炎、ニキビや吹き出物、口内炎ができやすくなります。
  • ビタミンB12 葉酸と協力して赤血球の生成や神経細胞の修復をする働きをします。不足すると貧血や肩こり、腰痛、しびれや神経痛、目の疲れなどの症状が出てきます。
  • ビタミンD 小腸からのカルシウムやリンの吸収を助け、骨や歯の成長を促進します。特に鰻のきもに多く含まれ、鰻にはカルシウムも多く含まれているため、吸収率が良い食べ物です。

ミネラル類

  • カルシウム 鰻100gあたり150㎎あり、骨や歯を丈夫にします。牛乳の1.5倍、ほうれん草の2.5倍のカルシウムが含まれています。
  •  不足すると貧血になったり疲れやすく忘れっぽくなります。鉄分の吸収にはビタミンCが必要ですから、野菜を一緒にとるようにしてください。
  • 亜鉛 不足すると味覚障害、男性の場合前立腺肥大の原因になります。牛乳の9倍、ほうれん草の5.4倍の亜鉛が含まれています。

脂質類(高度不飽和脂肪酸)

  • DHA(ドコサヘキサエン酸) 脳の働きをよくする常になくてはならない栄養素です。鰻の蒲焼100g中にはDHAが、1332㎎含まれています。鰻はDHAの良い供給源です。
  • EPA(エイコサペンタエン酸) 脳梗塞、心筋梗塞といった血管の病気の予防に非常に効力があります。コレステロール、中性脂肪を減らす働きもあります。コレステロールが多くなりすぎると血管が詰まり動脈硬化の原因になります。中性脂肪が増えると皮下脂肪が増え、脂肪肝、心臓肥大の原因になります。蒲焼100g中にEPAが742㎎含まれています。

その他の栄養素

  • コラーゲン 鰻の皮の内側に多いコラーゲンは皮膚の主成分で、肌の新陳代謝を促進します。
  • コエンザイムQ10 体の中でエネルギーを生産することに必要な補酵素です。
  • ムコプロテイン 鰻のヌルヌルの成分はムコプロテイン(ムコ多糖質)と言い、胃腸の粘膜の保護や消化吸収を助ける働きがあります。

カロリー

  • かつ丼        900㎉
  • 刺身定食       719㎉
  • とんかつ       876㎉
  • ミックスサンド    682㎉
  • カルボナーラ     756㎉
  • 天丼         752㎉
  • うな丼        647㎉

意外とカロリーは少ないです。

遊び心満点鰻の蒲焼ひつまぶし風丼

まとめ

もっとも顕著なのはビタミンAの多さです。肌荒れや視力低下を防ぐとともに、粘膜を正常化させて風邪などをふせぐ効果があります。免疫機能が高まることから、ガンの予防にも作用するようです。ビタミンは脂と一緒に取ることで吸収率が高まります。脂がのった鰻との相性が抜群です。鰻の中でもっともビタミンAが豊富なのは、きもの部分です。

鰻はビタミンやミネラル等が豊富で栄養価が高くバランスのいい食品ですが、ビタミンCや食物繊維が取れないため、野菜と一緒に食べるとさらに健康や美容に効果があります。

鰻の蒲焼&野菜バランスよくとって、健康と美容に役立てましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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